美しい夢を君とⅡ
「俺になんの用だ」
「ご挨拶ですよ。ほんとだったら龍音とかにしたいんですけど残念ながらあの人たちの顔は知らないので」
龍音?
こいつらは誰だ?
「お前ら誰だ」
「申し遅れました。私たちは紅-くれない-と申します。以後お見知りおきを。それじゃ」
そう言って向かってくるやつら
紅?
聞いたことない
にしても人数が多すぎる
この狭い道に30人以上はいる気がする
私を守りながら戦うなんて無理に決まってる
「美夢、隙を見て逃げてくれ。それで律斗たちを呼ぶんだ」
隙を見て逃げろ?
「むり」
「は?お前何言ってんだ。捕まったら終わりだぞ」
「私最初に言ったよね。喧嘩できるよって」
「でも、、、」
「大丈夫だから。背中は任せて。ほらきたよ」
そう言うと「わかった」と返事が来た
さて、軽く暴れますか
あ、もちろん本気ではやらないし龍音とばれないように戦う