美しい夢を君とⅡ
「そうか」
いやいやそうかじゃなくて
「玲夜のどんなとこが好きなんだ?」
あ、続けるんだ
「んー、私が辛い時いつもそばにいてくれる。私を守ってくれる。私の話を聞いてくれる。抱きしめてくれる。なんといっても優しい」
まぁ玲夜が優しいのは誰に対してもだけどね
あとはやっぱあれかな
「玲夜に頭を撫でてもらうのが好きかな」
優雅に撫でてもらうのも好きだけどね
「美夢は本当に玲夜が好きなんだな」
うん。好きだよ
けどね、それは仲間としてだよ
私が好きなのは君だよ
「優雅は好きな人とかいるの?」
「俺?あぁいるぞ」
「へぇ~、どんな人なの?」
「笑顔がすごく綺麗な人だ」
笑顔が綺麗?
かわいいとかじゃなくて?
「あとは?」
「いつもみんなの中心にいてその人がいるだけでみんなが楽しそう」
その人すごいな、、、
「いつから好きなの?」
「昔からだ」
そっか、昔からその人に恋してるんだ
なら、私に勝ち目なんかないな
諦めるしかないのか、、、