美しい夢を君とⅡ



「それと、姫さん」



何かを言おうとして止める和樹



「なに」




「鳳竜が復活しました」




は?何言ってんの?



「意味わかんないんだけど」



「復活させたのは当時のメンバーじゃないらしいです。それに今のやつらは平気でナイフとかを使ってるって」




なにそれ



「そいつら潰す。そんな奴らが鳳竜を名乗るのは許せない」



「潰すってどうやってですか」



「私が一人で。龍音として潰す」




「何言ってんすか、、、」




「何ってだから龍音と、、、」







「龍音もうないんですよ、、、。


あの日姫さんが終わらせたじゃないですか、、、。」










そうだった



もう龍音ないんだ



私の居場所ないんだ




「ごめん、和樹、、、






龍音終わらせてごめん








みんなを守れなくてごめん


















私だけ生きててごめん」

















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