美しい夢を君とⅡ


「青空、今度結婚するんだってな。相手はどんな方なんだ?」




お父さんにそう言われ一旦、その場を離れる青空くん



私たちの後ろにいた萌菜ちゃんを連れてきてこう言った




「今度結婚する高石 萌菜さんです。俺が一生をかけて大事にしたいと思ってる女性。」


「高石?ってまさか」


「そのまさかだ広大。久しぶりだな。萌菜は俺の娘だ」


「信二の娘だったのか、、、

みんなも久しぶりだな。玲夜たちも大きくなったな」



そう言いながら玲夜たちの頭を撫でていくお父さん



「って君たちは?」


「お!おれ、瀬名 陸って言います!」


「私は日向 香純です!」


「お父さん、二人は私の大切な友達」



そう言うと笑顔のお父さんは陸と香純の頭も撫でた



「そうかそうか、これからも美夢のことよろしくな」



「「はい!」」



「じゃあ、俺たちは行くからまた後でみんなでゆっくり話そう」



そう言って行ってしまったお父さんとお母さん




「どうだ素敵なクリスマスプレゼントだろ」



どや顔のしんちゃんに言われて「最高」と返した
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