美しい夢を君とⅡ
「私の親ね、8年前に仕事の都合で海外に行ったんだ。その時に私と海はまだ小学生だったから一緒に連れていこうとしてたみたいなんだけど、青空くんが居たから私達も残ることにした。
でもさ、やっぱ8年も会わないと悲しいじゃん?連絡も取れなかったし。まぁそれは私たちが電話番号知らなかっただけなんだけど。
それにいつ帰ってくるのかも分からなかったし。」
そこまで言って一旦水分補給
「で、昨日パーティー会場行ってびっくり。
まさか会社立ち上げてしかもそれがAiRAだなんて。まぁその他にも衝撃的なことばっかだったけど。
そんな感じ。以上」
「なんか、美夢の家ってほんとすごいね、、」
愛那に言われ「んね」と返す
「AiRAの社長の娘が美夢、、、AiRAの社長の娘が美夢、、、AiRAの、、、」
咲がじーーーっとこっちを眺めながら同じことを何回も言ってる
「うん。咲分かったから。もういいよ。」
そう言っても止まらない
「さーき。AiRAの新作プレゼントしてあげるから戻ってきて」
その瞬間すごい勢いで私のとこに来た