美しい夢を君とⅡ
ーー
龍音の倉庫について勢いよく扉を開ける
ここまで全力疾走したおかげで息がすごい上がってる
迎えなんて嘘。
鳳竜の倉庫から龍音の倉庫まで走って15分だし
「姫さん!!そんな急いで来てどうしたんすか!!」
トナカイの格好をした和樹
「え、いや別に。
ってもうみんなそんな感じ?」
倉庫を見渡すとコスプレした人達がたくさん
「そうっすよー!姫さんも早く着替えてきてくださーい!」
背中を押され2階へ
幹部室に入ると黒ずくめの集団がいた
「あれ美夢っち早くない??てかなんで私服?」
「いや、色々あって鳳竜の倉庫から直接来た」
「ふーん。1回帰るでしょ??玲夜っち送ってあげなよ~」
そう言いながら玲夜のもとへ行き強制的に立ち上がらせる陸
「分かったから手放せ」
「は~い。じゃ行ってらっしゃ~い」
みんなに見送られて玲夜と外に出た