死神は花を狂おしい程愛してる
「ねぇ…蒼士さんって煙草吸うの?」
「え?なんで?」
「いつもかすかに臭うから。
最初は他の部下の方のが移ってんのかなって思ってたんだけど、なんか違うなって!
でも、家では吸わないし」
頬に擦り寄せてきていた、蒼士の髪の毛から匂うかすかな煙草の臭い。
それを指摘した花楓に、蒼士は少し顔を歪めて言った。
「ごめんね…嫌だよな……
シャワー浴びようか?」
「ううん。大丈夫だよ。元カレ━━━あ、いや…周りに煙草吸う人多かったから、慣れてるし」
「花楓が嫌かなって、仕事中だけ吸ってたんだ。
まぁその分、量は多くなったけど」
仕事中しか吸わない為、当然吸える時間が限られる。
その時にまとめて吸う為、当然数も多くなる。
そのせいで、香水では消えなくなっていたのだ。
「ごめんね…気を遣わせて……
私は大丈夫だから。あ、でも本数は少ない方がいいけどね…!
それに、蒼士さんの身体も大切でしょ?」
「うん…ありがと。心配してくれるなんて、嬉しい…!」
更に抱き締める力を強くする、蒼士だった。
そして、その日の夕食後。
いつものように、ソファーに座り紅茶を飲んでいる二人。
苦い(避妊薬入り)紅茶にもだいぶ慣れた、花楓。
横で花楓の頬にキスをしたり、髪の毛で遊んでいる蒼士。
「蒼士、はい!」
と洋次が煙草を渡した。
「花楓、じゃあ遠慮なく吸わせてもらうね!」
と断りを入れて、蒼士が煙草を吸い始めた。
煙草を咥えた蒼士に、洋次が火をつける。
吸った蒼士が、天井に向かって煙を吹きかける。
「━━━━////!」
この一連の流れに思わず、顔が赤くなる花楓。
あまりにもカッコいい。
「え?なんで?」
「いつもかすかに臭うから。
最初は他の部下の方のが移ってんのかなって思ってたんだけど、なんか違うなって!
でも、家では吸わないし」
頬に擦り寄せてきていた、蒼士の髪の毛から匂うかすかな煙草の臭い。
それを指摘した花楓に、蒼士は少し顔を歪めて言った。
「ごめんね…嫌だよな……
シャワー浴びようか?」
「ううん。大丈夫だよ。元カレ━━━あ、いや…周りに煙草吸う人多かったから、慣れてるし」
「花楓が嫌かなって、仕事中だけ吸ってたんだ。
まぁその分、量は多くなったけど」
仕事中しか吸わない為、当然吸える時間が限られる。
その時にまとめて吸う為、当然数も多くなる。
そのせいで、香水では消えなくなっていたのだ。
「ごめんね…気を遣わせて……
私は大丈夫だから。あ、でも本数は少ない方がいいけどね…!
それに、蒼士さんの身体も大切でしょ?」
「うん…ありがと。心配してくれるなんて、嬉しい…!」
更に抱き締める力を強くする、蒼士だった。
そして、その日の夕食後。
いつものように、ソファーに座り紅茶を飲んでいる二人。
苦い(避妊薬入り)紅茶にもだいぶ慣れた、花楓。
横で花楓の頬にキスをしたり、髪の毛で遊んでいる蒼士。
「蒼士、はい!」
と洋次が煙草を渡した。
「花楓、じゃあ遠慮なく吸わせてもらうね!」
と断りを入れて、蒼士が煙草を吸い始めた。
煙草を咥えた蒼士に、洋次が火をつける。
吸った蒼士が、天井に向かって煙を吹きかける。
「━━━━////!」
この一連の流れに思わず、顔が赤くなる花楓。
あまりにもカッコいい。