誰を?何を?見ているの?

「遥さん?」
と、言う薫に。
「うん。
お祖父様やおじいちゃまと
一緒にいるかなって。」
「そう。」
「なに?」
「彩葉、優しい顔をするから
少し、妬ける。
いや、いい。
遥さんを好きな彩葉ごと
好きになると初めに言ったのは、
俺だから。」
と、言う薫に
クスクスっ、笑いながら
「ありがとう。やきもちとか
嬉しいね。」
と、後ろから抱き締めている
薫の手に手を添えて伝えると
「でも、遥さんには悪いけど
こうやって、抱き締めるのも
キスできるのも
譲らないよ。誰にも。」
と、言うから
「薫、以外、私も嫌よ。」
と、言って体制を変えて
薫の首に腕を回すと
薫からキスをされ
どんどん深くなる
「⋅⋅⋅⋅⋅⋅んんっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅」
「抱いても?」
「疲れてるんだから、
ゆっくり寝た方が良いよ。」
と、言うが⋅⋅⋅⋅⋅
「昨日、彩葉、さっさと
寝ちゃうから、諦めて寝たんだ。
だから、今日は、駄目。」
と、抱き上げられて
寝室に運ばれた。

寝室に行くまでに
陽光の部屋と陽葵の部屋を
覗いて、布団をかけて
二人にキスをして
寝室へ。

「⋅⋅⋅⋅かお⋅⋅⋅るっ⋅⋅⋅⋅⋅も⋅⋅⋅⋅う⋅⋅⋅⋅⋅⋅むりっ⋅⋅⋅⋅⋅」
「⋅⋅⋅⋅⋅⋅まだっ⋅⋅⋅⋅まだ⋅⋅⋅だよっ⋅⋅⋅⋅⋅
  ⋅⋅⋅⋅⋅⋅あや⋅⋅⋅はっ⋅⋅⋅⋅⋅愛して⋅⋅⋅⋅るっ⋅⋅⋅⋅⋅」
どこにこんな体力があるのかと
思うほどに薫に翻弄され

シャワーを浴びながら
身体を拭きながら
ベッドに寝かせられて
再び⋅⋅⋅⋅⋅⋅

「だって、ずっと、できなかったん
だから⋅⋅⋅⋅⋅」
と、言いながら
「ごめんね。」
と、言う薫に
首をふりながら
「⋅⋅⋅⋅⋅大好き⋅⋅⋅⋅だ⋅⋅⋅⋅⋅よ⋅⋅⋅っ」
と、息切れしながら
伝えると
「もう、我慢してるのに」
と、言いながら
抱き上げられ
薫に跨がされて座らせられ
「これなら、楽かな?」
と、下から薫が入ってくる
「⋅⋅⋅⋅⋅いゃっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅ふかっ⋅⋅⋅い⋅⋅⋅⋅んんっ」
「うっ⋅⋅⋅⋅⋅ハァ⋅⋅⋅⋅⋅んっ⋅⋅⋅きもち⋅⋅⋅い⋅⋅⋅⋅い⋅⋅⋅⋅」
下から、突き上げられ
身体が反ると胸先をあまがみされ
頭の中が、真っ白に⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
同時に私の中で弾ける

重たい目蓋を開くと
薫の胸におでこをつけて寝ていた。
薫の胸にキスをして
目を閉じると
身体に違和感が⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅

ん?薫⋅⋅⋅⋅の⋅⋅⋅⋅入って⋅⋅⋅⋅る?⋅⋅⋅⋅⋅⋅
もぅ⋅⋅⋅⋅⋅と、一人で赤くなっていると
うつ伏せにされて
いきなり深く入ってきた。
「⋅⋅⋅⋅⋅きゃっ⋅⋅⋅⋅⋅ア⋅⋅⋅ァン⋅⋅⋅⋅⋅⋅」
「あやはっ⋅⋅⋅⋅⋅あや⋅⋅⋅⋅⋅はっ⋅⋅⋅⋅くっ⋅⋅⋅⋅⋅」
二人で果てて
私を背中から抱き締める薫に
「どんだけ、元気なの」
と、言うと
「無限」
と、言うから
笑ってしまうと薫も一緒に
笑ってしまい。
「「愛してる」」
と、言いながら

またまた、翻弄されたのは
言うまでもなく。

日曜日は、夕方まで
動けない、彩葉でした。

              完
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