彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
今日も高校に行き
子猫ちゃん達に囲まれながら、教室へ。
自分の席に座ると
私の隣の席のに座る、総長が
「姫、ごきげんよう~」
おっとり王子笑顔を、私に飛ばしてきた。
「……おはよ」
昨日、告白されてから
総長にどう接すればいいか、
不安だったけれど……
いつも通りの、極甘笑顔が咲いている。
なんか、安心した。
ふぅ~っと
安堵のため気をこぼしながら
カバンに入った教科書を、机の中に移す。
すると
隣の席から
優雅に踊る上品声が届いた。