彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
お互いの頬が当たりそうなほど
近い距離に
ワイルドカッコいい
笑顔の花が咲いている。
やんちゃで。
悪っぽくて。
優しさまで滲み出ていて。
不意打ちのような
ワイルドスマイルに、キュン連発。
時間が経つごとに、私の心の中で
キュンが分解増殖しちゃうから、
困りもので
顏だけじゃなく、
私の指の先まで火照りだす。
ドキドキ熱におかされ
脳がぼんやりしだした時
私の手の平が、力強い手に包まれた。
ファンの子達、子猫ちゃん達の面前で
彼氏っぽく、私の手を繋いできたのは、
真っ赤なメガネが大人っぽ過ぎる
悪系の、色気振りまきアイドル。