彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
恋する人体実験
☆みくるside☆
はぁぁぁ。
何やってるんだろうな、私って。
パレード中
氷牙さんに合鍵を投げつけ
オンボロアパートに、逃げ帰った私。
自分の部屋の
背中が痛くなるほど、薄っぺらい布団を
止まらない涙で、濡らし続けている。
この涙は
自分への失望と幻滅が溶けた物で、
間違いない。
バカ。バカ。バカ。
ほんとにバカすぎて、
自分が大嫌いになる。