翼をくれた君たちへ
蓮「お前,黒龍に入れ」

『え、やだよ』

屋上でもこんな会話したよね?

風「え〜良いじゃん!姫になってよ!!
  姫でいいよね,蓮!」

蓮「あぁ」

『あぁ じゃないよ!私はやだ!ならない!!』

悠「それは残念です…では、夏帆さんは退学ですね」

『は??なんでそうなるの?』

悠「本来、男子校に女子がいるなんてあってはならないことです。危険ですからね。
  夏帆さんが姫になってくださるならば僕たちが守れますが、そうでないなら、残念ながら…」

『守ってくれなくてもいい 自分の身くらい自分で守る』

悠「ですが、万が一のことも考えられます。未然に防げるトラブルは防いでおきたいので。」

こいつ・・・入らなきゃバラすつもりか

ここで退学になったらお母さんになんて言われるか…

『ハァ…わかったよ』

風「やったぁ!!!よろしくね、夏帆ちゃん!!」

『うん,よろしく』
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