モテすぎる男子から、めちゃくちゃ一途に溺愛されています。

予想外すぎてわかりやすく目を見開いてしまった。

と、同時に。からかいたくなる衝動が止まらなくなる。

「全然変じゃないから。むしろドンピシャで俺好み」

「……っ、別に最後のは聞いてない」

ほんといちいち可愛くねぇから。

「んーでもちょっとまだセクシーさ足りないかな」

そう言って一歩彼女に近づく。

「……そんなものいらない」

「まぁまぁいいから」

「ちょっ、」

少し抵抗する彼女におかまいなしに、

俺は、サーフパンツのポケットからあとで自分がかける予定だったサングラスを取り出して。

彼女のトップスのちょうど真ん中に、サングラスのテンプル部分を先から通そうとする。

「な、なにすんのっ!?」

「じっとしてないと触っちゃうかもよー」

「触るって……」

「ん?美乃里ちゃんのおっぱ──っ」


バシンッッ!!!!


「っった!!」

急な激痛にみぞおちを抑える。
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