猫かぶりなカップル
「何それ!? どういうこと!?」
驚いてる柚子ちゃんに一から説明した。
改めて第三者に話して客観的になってみると、あたし達って変だよね…。
聞き終わった柚子ちゃんは爆笑。
そんな笑うこと!?
「おもしろーい! お兄かっこいいじゃん、ウケる!」
「ほっとけ…」
こんなあたし達の、特にあたしの嘘まみれの性格聞いても柚子ちゃんは引かないんだな。
あたしが柚子ちゃんだったらドン引いてるよ。
だからこそ柚子ちゃんの前では自然と猫被らずに普通でいられるんだろうな…。
「そんな恋人の振りなんて恋が生まれる予兆じゃない?」
柚子ちゃんが言った。
「ナイナイ!」
神城があたしのことを好きになるならともかく、なんでこんな性格の悪い神城にあたしが惚れないといけないんだ。
確かに今日は楽しかったけど!
「えっ、じゃあ2人はキスもエッチも何もしてないの?」
「してるわけないじゃん…」
「しかも元々付き合ってた彼氏とは別れたの?」
「二股他の人にバレたら大変じゃん…」
「そこは上手くやりなよ! あたしなんて彼氏3人いるけど世間には彼氏なんて出来たこともないことになってるよ」
ん? 今、とてつもなく衝撃的なワードが出たような。
彼氏が3人…?
「れ、歴代3人の人と付き合ってきたってこと…?」
あたしが恐る恐る聞く。
そんなあたしに神城が、
「コイツほんとおかしいからそこ深掘らなくていいぞ」
と言った。
柚子ちゃんがそれを聞いて「お兄うるさい!」と神城の肩をパンチした。
仲の良い兄妹だ。
柚子ちゃんは、あたしのさっきの質問に、ニコッと笑って恐ろしいことを言った。
「ううん、彼氏が3人だよ。でもみんなのこと裏切ってるわけじゃなくて三股は公認なの」
ん!?
三股で、公認…?
怖い!
あたしの知らない世界が広がってる気がする!
三股公認なんて初めて聞いたよ…。
驚いてる柚子ちゃんに一から説明した。
改めて第三者に話して客観的になってみると、あたし達って変だよね…。
聞き終わった柚子ちゃんは爆笑。
そんな笑うこと!?
「おもしろーい! お兄かっこいいじゃん、ウケる!」
「ほっとけ…」
こんなあたし達の、特にあたしの嘘まみれの性格聞いても柚子ちゃんは引かないんだな。
あたしが柚子ちゃんだったらドン引いてるよ。
だからこそ柚子ちゃんの前では自然と猫被らずに普通でいられるんだろうな…。
「そんな恋人の振りなんて恋が生まれる予兆じゃない?」
柚子ちゃんが言った。
「ナイナイ!」
神城があたしのことを好きになるならともかく、なんでこんな性格の悪い神城にあたしが惚れないといけないんだ。
確かに今日は楽しかったけど!
「えっ、じゃあ2人はキスもエッチも何もしてないの?」
「してるわけないじゃん…」
「しかも元々付き合ってた彼氏とは別れたの?」
「二股他の人にバレたら大変じゃん…」
「そこは上手くやりなよ! あたしなんて彼氏3人いるけど世間には彼氏なんて出来たこともないことになってるよ」
ん? 今、とてつもなく衝撃的なワードが出たような。
彼氏が3人…?
「れ、歴代3人の人と付き合ってきたってこと…?」
あたしが恐る恐る聞く。
そんなあたしに神城が、
「コイツほんとおかしいからそこ深掘らなくていいぞ」
と言った。
柚子ちゃんがそれを聞いて「お兄うるさい!」と神城の肩をパンチした。
仲の良い兄妹だ。
柚子ちゃんは、あたしのさっきの質問に、ニコッと笑って恐ろしいことを言った。
「ううん、彼氏が3人だよ。でもみんなのこと裏切ってるわけじゃなくて三股は公認なの」
ん!?
三股で、公認…?
怖い!
あたしの知らない世界が広がってる気がする!
三股公認なんて初めて聞いたよ…。