猫かぶりなカップル
柚子ちゃんの部屋は白を基調にファンシーな小物や家具でそろえられていて可愛い。
ふわふわの白いソファに腰を下ろした。
「ラブラブだね、お兄とくるちゃん」
「柚子ちゃんが奏の妹って思うと恥ずかしい…」
「見てるこっちが微笑ましいよ~!」
今日は、明日まで柚子ちゃんのご両親はいないらしい。
お父さんは海外出張で、お母さんは朝から泊まりで撮影があるらしい。
セレブ家族だ…。
彼氏のご両親だから、会ったら絶対緊張しちゃう…。
「柚子ちゃん、3人の彼氏さんとは順調?」
「うーん、最近会ってないんだよね~。大河を落とすのに忙しくて」
「ああ…篠塚くんのこと忘れてた」
「ようやくデート行くこと決まった! 絶対あたしに夢中にさせて見せるから待っててね」
おお、頼もしい台詞だ。
なんでそんな篠塚くんを落としたいのか分からないけど…。
それから柚子ちゃんの部屋でたくさんおしゃべりした。
奏の好きなところを言わされたり…。
柚子ちゃんにからかわれまくった。
あとは、柚子ちゃんのお仕事の話を聞いたり。
楽しい…。
そうしているうちに夕方になった。
「ね、夕ご飯うちで一緒に作ろ!」
「作りたい!」
というわけで、柚子ちゃんとキッチンへ。
ハンバーグ作りまーす。
お肉を焼いてる頃に、自分の部屋から奏が下りてきた。
冷蔵庫を開けて、お茶を飲む。
「うまそうじゃん」
「完成をお楽しみに~!」
あたし達の会話に、柚子ちゃんがニヤニヤと笑った。
「お兄愛されてていいね~」
「は? 何が」
「くるちゃんの手料理食べれる上に~、さっきはくるちゃんがお兄のどこが好きかも語ってくれたし~」
ふわふわの白いソファに腰を下ろした。
「ラブラブだね、お兄とくるちゃん」
「柚子ちゃんが奏の妹って思うと恥ずかしい…」
「見てるこっちが微笑ましいよ~!」
今日は、明日まで柚子ちゃんのご両親はいないらしい。
お父さんは海外出張で、お母さんは朝から泊まりで撮影があるらしい。
セレブ家族だ…。
彼氏のご両親だから、会ったら絶対緊張しちゃう…。
「柚子ちゃん、3人の彼氏さんとは順調?」
「うーん、最近会ってないんだよね~。大河を落とすのに忙しくて」
「ああ…篠塚くんのこと忘れてた」
「ようやくデート行くこと決まった! 絶対あたしに夢中にさせて見せるから待っててね」
おお、頼もしい台詞だ。
なんでそんな篠塚くんを落としたいのか分からないけど…。
それから柚子ちゃんの部屋でたくさんおしゃべりした。
奏の好きなところを言わされたり…。
柚子ちゃんにからかわれまくった。
あとは、柚子ちゃんのお仕事の話を聞いたり。
楽しい…。
そうしているうちに夕方になった。
「ね、夕ご飯うちで一緒に作ろ!」
「作りたい!」
というわけで、柚子ちゃんとキッチンへ。
ハンバーグ作りまーす。
お肉を焼いてる頃に、自分の部屋から奏が下りてきた。
冷蔵庫を開けて、お茶を飲む。
「うまそうじゃん」
「完成をお楽しみに~!」
あたし達の会話に、柚子ちゃんがニヤニヤと笑った。
「お兄愛されてていいね~」
「は? 何が」
「くるちゃんの手料理食べれる上に~、さっきはくるちゃんがお兄のどこが好きかも語ってくれたし~」