猫かぶりなカップル
「そんな執着するってことは、篠塚くんのこと、好きってことなんじゃないの?」
試しに聞いてみた。
柚子ちゃんがそれを聞いて少し考える。
しばらくして、「…そうかも」とつぶやいた。
きゃああ!
「柚子ちゃん! あたし応援する!!」
「よろしく! っていうか、今のところ一番のライバルくるちゃんなんだからね!!」
「それは…」
と、とりあえず篠塚くんに柚子ちゃんとどうなのか聞いてみよう!
次の日、学校に行って早速篠塚くんに聞いてみた。
「柚子ちゃん?」
「うん、どう思ってるのかなって」
「俺はくるみちゃんが好きだよ」
う~…。
あたしなんかどうでもいいのに…。
でも、そのあとに篠塚くんが言った言葉はあたしに今言った言葉とは裏腹。
「つーか、柚子ちゃんと来週デートなんだけど、どこ行ったらいいと思う?」
そう言う篠塚くんは満更でもなさそうで。
ていうかちょっと嬉しそう。
口ではあたしのことが好きって言ってるけど、実は柚子ちゃんのこと気になってるんじゃない?
これは脈有りかも!
上手くいくといいな~。
「くるみちゃんと神城ゆずちゃんってもしかして仲良しなの!?」
近くにいたスズナちゃんが、あたし達の会話を聞いていたらしく、驚いた感じで会話に入ってきた。
「あ、そうなの。奏くんの妹さんだから自然と仲良くなったんだあ」
「ゆずちゃんとくるみちゃんって何その組み合わせ!? 想像だけで眼福すぎる…」
「そ、そんなことないよ?」
「2人ってどんな会話するんだろう…。お花とか動物の話とか?」
何そのイメージ…。
あたし達、全然そんなんじゃないのに…。
性格も悪いし…。
あたしが作り上げてきたイメージだ…。
試しに聞いてみた。
柚子ちゃんがそれを聞いて少し考える。
しばらくして、「…そうかも」とつぶやいた。
きゃああ!
「柚子ちゃん! あたし応援する!!」
「よろしく! っていうか、今のところ一番のライバルくるちゃんなんだからね!!」
「それは…」
と、とりあえず篠塚くんに柚子ちゃんとどうなのか聞いてみよう!
次の日、学校に行って早速篠塚くんに聞いてみた。
「柚子ちゃん?」
「うん、どう思ってるのかなって」
「俺はくるみちゃんが好きだよ」
う~…。
あたしなんかどうでもいいのに…。
でも、そのあとに篠塚くんが言った言葉はあたしに今言った言葉とは裏腹。
「つーか、柚子ちゃんと来週デートなんだけど、どこ行ったらいいと思う?」
そう言う篠塚くんは満更でもなさそうで。
ていうかちょっと嬉しそう。
口ではあたしのことが好きって言ってるけど、実は柚子ちゃんのこと気になってるんじゃない?
これは脈有りかも!
上手くいくといいな~。
「くるみちゃんと神城ゆずちゃんってもしかして仲良しなの!?」
近くにいたスズナちゃんが、あたし達の会話を聞いていたらしく、驚いた感じで会話に入ってきた。
「あ、そうなの。奏くんの妹さんだから自然と仲良くなったんだあ」
「ゆずちゃんとくるみちゃんって何その組み合わせ!? 想像だけで眼福すぎる…」
「そ、そんなことないよ?」
「2人ってどんな会話するんだろう…。お花とか動物の話とか?」
何そのイメージ…。
あたし達、全然そんなんじゃないのに…。
性格も悪いし…。
あたしが作り上げてきたイメージだ…。