【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい
ジャックの目にはルイスは映っていなかった。心の底から見放されている。ルイスはそう思った。








この人に何言ってもダメなんだ。昔から分かっていたはずなのに。







「失礼します.....」








ルイスと一緒にテオも応接室から出てきた。








「お前があんなに感情むき出しになるところ、初めて見た」








「笑いたかったら笑ってください」








肩に手を置いてテオは言った。








「バーカ。俺はそこまで性格悪くねーよ」








「アルマのこと、本気で好きなんですか?」

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