【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい
「まぁな。なんか守りたい感じあるだろ?アイツ」







「そうですね。いつもドジをして余計な仕事を増やしますがそれがほっとけませんよね」







「お前もアルマが好きなんだな。なら、本気で奪いに来い。自分の気持ちを証明して親父さんに認めてもらえ」









「負けても俺は慰めませんよ?」









「誰がお前に慰めてもらうもんか!その言葉、そのまま返してやる」








ルイスの気持ちがテオの一言で軽くなった。決意に変わったその気持ちはルイスを強くさせるだろう。








アルマを自分の手で守るため、テオとの婚約をさせないために。ルイスの戦いが始まった。
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