【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい

遭遇

「アルマこの服どうだ?」







「ど、どうと言われても.....」






強引にテオに連れてこられたのは高級ブティックのお店。いくらボクがバトラー家のメイドでもほとんど入ることがない場所。







「ならこれはどうだ?」






「ボクの好みでは....」





「んーん。難しいな」





真剣に悩んでいる。ボクの好みを知ろうとしてくれるのは嬉しい。けどやっぱり、こういう場所はルイス様と来たかったな...。





「何考え込んでいるんだ?」




「わっ!なんでもないです」




「ほんとはルイスと来たかったんじゃないのか?」
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