【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい
「そ、そんなことないです...。だいたい、ルイス様にはアルーシャ様が....」





「気になるか?そんなに....」




「そりゃあ...って!なんでテオ様がそんなこと聞くんですか!?」




「好きなんだろ?ルイスのことが」






それを知っているのにボクにプロポーズを...。本当なら辛いはずなのに。






ボクだって、ルイス様がアルーシャ様と婚約されてからずっと辛かったのに。






テオ様はこんなに明るくボクに接してくれてる。





「辛くないんですか?ボクが他の男性を好きなのに...」
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