【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい

湯船に花びらを浮かべて湯に浸かり、バラの香りを堪能していた。

疲れが取れていく。毎日このお風呂に入りたいな。

お風呂から上がっていつも着ているメイド服を着ようと、服に手をかけた。

アルマはその服に異変が起きていることに気づいた。

服がボロボロになってる...。

アルマの服は刃物で切り裂かれていて、とても着れる物ではなかった。

あまりのショックで言葉を失うアルマ。

「誰がこんな...。ポプリは！？」

アルマは無くさないようにと服の中にさっき作ったポプリを入れていた。

ポプリは奇跡的に無事だった。

良かった。約束の時間...！

部屋に戻って代わりの服に着替えてルイス様の部屋に行かないと。