【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい

永遠のバラ

ボクたちはその後正式に結婚し、現在はいつも通りの穏やかな生活をおくっている。




今日は結婚して四年目。ボクとルイスさんは城を出て、お父様と一緒にパーニスで暮らしています。




「お父様、バラの準備ができました」



「おう。店に並べるからそこに置いといてくれ。ルイスー」



「はい。今運びます」




お父様のお店は森から町に移ることができ、毎日のようにパンは売り切れ。




ただ、この人気はルイスさんが原因です。





町に引っ越してきてからというもの、ルイスさんは町の女性にモテモテでルイスさんを見るついでにパンが売れています。



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