【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい
「アルマ、お前はいい加減そのドジな性格を直せ。下のものに示しがつかなくて困る」

「申し訳ございません。急いで片付けます」

再び床を拭き始めたアルマ。

見かねたのかルイスはアルマを手伝い始めた。

「ルイス様...!」

「勘違いするな。これを終わらせなければこの後の仕事が時間内に終われなかったら、俺が国王に怒られるから手伝っているだけだ」

「申し訳ございません...」

「何度も謝るな。手を動かせ」

「はい」

ルイス様にまた迷惑をかけてしまった。
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