虐げられ幼女は、神子だろうと聖騎士パパ&もふもふお兄ちゃんたちと平凡に生きたい
かくしてアルトリシアは万全の状態で自分の力と好きなだけ向き合えるようになった。いつかこの力で大好きな人たちに恩返しをしようと決意する。
今日もまた、日頃の勉強を終えて部屋に引きこもる。
「これはちっちゃな怪我を治せるみたい。こっちはちょっぴり力持ちになるって」
彼女が力を与えたクズ石たちは、同じ石からでも異なる効果を発現させた。どれもあまり大きな力は持たないが、魔石自体に効力を付与するという奇跡に比べれば気になるものではない。
「力持ちってのはどのくらいなんだ?」
今日もまた、日頃の勉強を終えて部屋に引きこもる。
「これはちっちゃな怪我を治せるみたい。こっちはちょっぴり力持ちになるって」
彼女が力を与えたクズ石たちは、同じ石からでも異なる効果を発現させた。どれもあまり大きな力は持たないが、魔石自体に効力を付与するという奇跡に比べれば気になるものではない。
「力持ちってのはどのくらいなんだ?」