君との恋の物語-Obverse-
あれから丸2日間、彼からの連絡はない。
私は私なりに考えたけど、どうしてあんな風になってしまったのかは全然わからなくて‥。
結局、君が話してくれるのを待つしかないんだけど、待ってるだけじゃだめだと思った。
君は、俺が告白しなかったら俺達は付き合うことはなかったの?って言ってた。
だから、今回は私から連絡して、ちゃんと話そうって言うのを待ってるんじゃないかって。
考え過ぎかもしれないけど‥。
だからメールしてみた。
内容は至って簡単。「今日の放課後会えないかな?」って朝に送ったから、もし私からのメールを待ってるなら、きっと昼休みに携帯見てくれるはず。
もうね、午前中の授業なんて全然聞いてなかった。君のことばっかり。連絡取らなくなってたったの2日だけど、私はやっぱり君が好きなんだってよくわかった。君のこと‥思い出す時なんてなかったもん。だって、一度も忘れてないから。
きた。メール。
『大丈夫だよ。雨降りそうだから、この間みたいに教室にする?』
よかった‥。本当。返事くれただけでも嬉しいのに、ちゃんと会うこと考えてくれてる‥。
「公園にしよ?私、学校終わったらすぐいくね」
学校では、ちゃんと話せない気がしたから。
『わかった。俺もすぐいくね。』
いつもの公園のベンチ。君は先にきてくれてた。
「この間はごめんね」
第一声がそれ?って思うかもだけど、謝らずにいられなかった。
『いや、俺こそ‥。』
「ねぇ、やっぱりちゃんと話してほしい。厨二達のこと、どうして急にやめたくなったの?」
君には絶対ストレートがいいと思うから思いっきりいった。
『うん‥それは‥。』
うん。聞いてるよ。
『前田が、俺よりかっこいいからだよ。』
‥え?
「それってどういう‥」
『4人で出掛けるってことは、さぎりと前田の距離も近くなるってことだ。あいつは、俺よりずっといいやつなんだ。だから‥』
私が取られるって?そんなこと
「私は、君のことだけ好きなんだよ?」
『わかってるけど‥』
けど?不安‥なの?私、安心させてあげられてないの‥?
「私、君のこと、ちゃんと支えられてないのかな?‥」
『そんなこと』
「だってそうでしょ!?こんなに大好きなのに、君は不安なんでしょ?支えてあげるどころか、それじゃかえってお荷物じゃない‥」
逃げたい‥私‥自分のこういうところ本当に大嫌い‥
『そうじゃないんだって‥』
逃げたい‥そう思ったら、自然と歩き出していた。
『ちょっと‥どこいくの?』
あ、雨降ってきた。でもいいの。濡れてもいい。私、頭冷やさなきゃだからちょうどいい。
私は私なりに考えたけど、どうしてあんな風になってしまったのかは全然わからなくて‥。
結局、君が話してくれるのを待つしかないんだけど、待ってるだけじゃだめだと思った。
君は、俺が告白しなかったら俺達は付き合うことはなかったの?って言ってた。
だから、今回は私から連絡して、ちゃんと話そうって言うのを待ってるんじゃないかって。
考え過ぎかもしれないけど‥。
だからメールしてみた。
内容は至って簡単。「今日の放課後会えないかな?」って朝に送ったから、もし私からのメールを待ってるなら、きっと昼休みに携帯見てくれるはず。
もうね、午前中の授業なんて全然聞いてなかった。君のことばっかり。連絡取らなくなってたったの2日だけど、私はやっぱり君が好きなんだってよくわかった。君のこと‥思い出す時なんてなかったもん。だって、一度も忘れてないから。
きた。メール。
『大丈夫だよ。雨降りそうだから、この間みたいに教室にする?』
よかった‥。本当。返事くれただけでも嬉しいのに、ちゃんと会うこと考えてくれてる‥。
「公園にしよ?私、学校終わったらすぐいくね」
学校では、ちゃんと話せない気がしたから。
『わかった。俺もすぐいくね。』
いつもの公園のベンチ。君は先にきてくれてた。
「この間はごめんね」
第一声がそれ?って思うかもだけど、謝らずにいられなかった。
『いや、俺こそ‥。』
「ねぇ、やっぱりちゃんと話してほしい。厨二達のこと、どうして急にやめたくなったの?」
君には絶対ストレートがいいと思うから思いっきりいった。
『うん‥それは‥。』
うん。聞いてるよ。
『前田が、俺よりかっこいいからだよ。』
‥え?
「それってどういう‥」
『4人で出掛けるってことは、さぎりと前田の距離も近くなるってことだ。あいつは、俺よりずっといいやつなんだ。だから‥』
私が取られるって?そんなこと
「私は、君のことだけ好きなんだよ?」
『わかってるけど‥』
けど?不安‥なの?私、安心させてあげられてないの‥?
「私、君のこと、ちゃんと支えられてないのかな?‥」
『そんなこと』
「だってそうでしょ!?こんなに大好きなのに、君は不安なんでしょ?支えてあげるどころか、それじゃかえってお荷物じゃない‥」
逃げたい‥私‥自分のこういうところ本当に大嫌い‥
『そうじゃないんだって‥』
逃げたい‥そう思ったら、自然と歩き出していた。
『ちょっと‥どこいくの?』
あ、雨降ってきた。でもいいの。濡れてもいい。私、頭冷やさなきゃだからちょうどいい。