光に向かって
試合
星高校×〇〇高校


5年ぶりの決勝大会


そして



3年生最後の試合



「…音弦っっ!!」


仲間からの声が耳に届く


サッカーボールが宙を舞い

こっちに向かってくる




このゴールを決めれば


星高校5年ぶりの優勝


なんとしてでも決めなければ…






そう思う余裕は僕にはなかった

反射的的にゴールに向かって体が動いていた


敵の波をかき分けていく

ゴールの目の前まできた



「(……いけっっっっっ!!)」




僕は高校生最後のシュートを打った
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