どうすれば良いの?
帰国
7月下旬
ヨーロッパの仕事を終えた海斗さんと凌さんが帰国した。
やはり今回もご飯を食べに行くお誘いをしていただき、花音さんと学校帰りにお店へ向かう。
今回は、和食の小料理店の個室だった。
花音
「莉子ちゃん。あの2人日本食を思いっきり食べたいんだって! お店には食べたいものを知らせていて、ジャンジャン運ばれてくると思うから覚悟してね!」
莉子
「あの焼き肉屋さんの時のようになるんですね?
あの時のお2人は、すごい食欲でしたもんね!」
花音
「特に、煮魚や刺身に茶碗蒸しがめちゃくちゃ食べたいみたいよ!
きんぴらごぼうとか、ひじきの煮物とか?」
花音さんとおしゃべりしながら、お店に入ると、既に海斗さんも凌さんも待っていた。
海斗、凌
「遅〜い!! ビール頼もうか悩んでたんだぞ!」
花音、莉子
「ゴメン! すみません!」
莉子と花音が席につくと