どうすれば良いの?


「莉子ちゃん! お久しぶり〜!
俺と結婚を前提に付き合う気になった?」

莉子
「は? もう〜!凌さんったら〜
帰国早々、からかわないで下さいよ〜 ハハハ」

海斗
「凌! 焦りすぎ〜」

花音
「凌!! 外国行って、はんかくさくなったんでない?」

莉子だけ????

莉子
「花音さん、はんかくさい って何ですか?」

花音
「ヤバイ!! 北海道弁が出てしまった〜
《はんかくさい》は、馬鹿って意味かな?」

海斗
「ハハハ! 花音の《はんかくさいんでないかい?》久しぶりに聞いたわ〜 
凌、はんかくさいんでないかい?ハハハ!ギャハハ!」


「俺は、はんかくさくないよ!まともだべさ!
莉子ちゃんそろそろどう?」

花音
「莉子ちゃんは、彼氏さんとラブラブなの!」

海斗
「莉子ちゃん、もしかして〜プロポーズされた?
残念だったなぁ、凌! 」

莉子
「え! プロポーズではないですけど…
まぁ、うまくいってますよ!ふふふ。」


「莉子ちゃん、明日俺とデートしてもらえない?」

花音
「莉子ちゃん。
一度 凌と話した方がいいかもね。
悪いけど、明日話し聞いてやってよ。」


「莉子ちゃん。お願いします。」

莉子
「は…い。 じゃあ明日…学校終わってからなら…」


「よっしゃ! 学校に迎えに行くから」

花音
「じゃあ、私を送ってよ。」


「お前は、海斗に迎えにきてもらえばいいだろ」

海斗
「じゃあ、花音を迎えに行くわ。な!
俺たちもデートしようぜ! 映画観に行こうか」

花音
「うん!」
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