どうすれば良いの?
凌は、改めて自己紹介をし始めた。
凌
「おれは 池内 凌 24歳。
莉子ちゃんより3歳年上で、モデルをしています。
ユー○チュー○の動画配信は、趣味かな?
モデルの本職の年収は正直…バラつきがあるけど、
同じ年代のサラリーマンの年収の倍以上はある。
ファッションショーが多いとかなり収入が上がるんだわ。
あと、ごく一部の人しか知らないけど札幌でマンション投資しててさ4戸分の家賃収入もある。
だからモデルを辞めても喰うのは困らないし、東京のマンションも分譲で購入してて支払いも終わってるよ。
そして
オレは、30歳でモデルを辞めるつもりなんだ。」
莉子
「モデルを辞める…」
凌
「うん。 サラリーマンと違っていつまでもできる仕事じゃぁないからね。
だからモデルやりながら、不動産関係の勉強もして資格も取ったりしてる。
まぁ、親戚だし〜
花音の親父さんに相談しながら将来は、花音の親父さんの不動産会社の傘下に入れて貰って不動産会社か、リフォーム会社を札幌で経営しようと思っているんだ。
莉子ちゃんが学校卒業したら、日本での香水の仕事は俺の知り合いにお願いすれば、何社かアテがあるし、
俺が30歳になってモデルを辞めたら札幌へ帰って、自分の会社を起こすつもり。
もし莉子ちゃんが俺と結婚したら、札幌で莉子ちゃんの香水のお店を出しても良いと考えてるんだ。」
莉子
「え? ………」
凌
「ハハハ! 話しが飛び過ぎだな!ハハハ。
でもさ、俺は真剣に自分の将来を考えてる。
そして、そこには莉子ちゃんがいる未来なんだ」
莉子
「………」