どうすれば良いの?


「それって、プロポーズされたって事?」

莉子
「う〜ん。プロポーズの前段階かな?
もう少し私たちの環境がハッキリしたらですけど…
結婚の話しはされました。」


「ハァ〜 俺は遅かったの?
莉子ちゃん! 結婚するまではわからないからこれからもっとオレ 頑張る!!」

莉子
「イヤ〜凌さん。 
もっと凌さんに釣り合う方がいると思います…
それに凌さんはイケメン過ぎるので、結婚しても女性関係とか不安ですし〜」


「確かにストーカーっぽい人はいるから警察にお世話になったりしてるけどさ〜
モデル辞めたら一般人になる訳だし、大丈夫だと思うけどね。」

莉子
「ストーカー……」

やっぱり芸能人の様な感覚なんだろうな。
私が凌さんの彼女とか無理無理! と思った。

莉子
「凌さん、私は普通かもしれませんがあたたかい家庭に憧れています。
私には凌さんの華やかな世界に戸惑ってしまうし、怖気ずくと思います。
だから凌さんとのお付き合いは、お断りします。 ゴメンなさい……」


「莉子ちゃんの気持ちはわかったけど、俺は自分が納得するまでは、諦めないから!俺もゴメン!」

莉子
「え? そんなの困ります……」
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