どうすれば良いの?
花音
「莉子ちゃん。辛かったね…
別れるにしても、もうちょっとだけ頑張って彼氏さんの話しは聞いた方がいい。
このまま別れたら、もっと辛くなるから…」
莉子
「今、航平さんの声を聞いたら吐きそうです。」
花音
「吐いても、暴れても大丈夫!!
全部私が受け止めるから! ね!
莉子ちゃんも相手の女の人が誰なのか、どうしてこうなったのか聞かなきゃ。
時間を置くともっとキツくなるから 今、電話しよう。」
莉子
「そういうものなんですか? 別れるのって…」
涙をポロポロ流す莉子を 花音は抱きしめて背中をポンポンと叩いて慰めた。
すると、莉子の携帯が鳴った。