どうすれば良いの?
莉子
「ああ。 恥ずかしいな……
私が小学6年生の夏休みに、北海道のお爺ちゃんお婆ちゃんも一緒に家族旅行で富良野のラベンダー畑へ行った時に香水作りをガラス越しに見学したんです。
たまたま他に人がいなくて私とそこへ案内してくれた男の子だけだったんですが、
女性の調香師さんが、ドアを開けて私達に2枚のリトマス試験紙のような物を渡してくれて…
説明によれば、同じ花のものだけど割合が違うと香りが違う事を教えてくれたんです。
その2枚の試験紙の香りは、どちらも良い匂いなんですが全然違う匂いで…
私は、匂いを嗅いで雷に撃たれたみたいになって、将来自分もなりたいって思ったんです……」
花音
「へぇ〜。 じゃあ今から〜9年前?10年前?かなぁ? ふ〜ん 富良野かぁ……」
莉子
「花音さんも富良野の調香室は知ってますよね?」
花音
「うん。知ってる! ウチも私が小さな頃からラベンダー畑へ良く行ってたから。」
花音は もしかして?……… と考えていた。
「ああ。 恥ずかしいな……
私が小学6年生の夏休みに、北海道のお爺ちゃんお婆ちゃんも一緒に家族旅行で富良野のラベンダー畑へ行った時に香水作りをガラス越しに見学したんです。
たまたま他に人がいなくて私とそこへ案内してくれた男の子だけだったんですが、
女性の調香師さんが、ドアを開けて私達に2枚のリトマス試験紙のような物を渡してくれて…
説明によれば、同じ花のものだけど割合が違うと香りが違う事を教えてくれたんです。
その2枚の試験紙の香りは、どちらも良い匂いなんですが全然違う匂いで…
私は、匂いを嗅いで雷に撃たれたみたいになって、将来自分もなりたいって思ったんです……」
花音
「へぇ〜。 じゃあ今から〜9年前?10年前?かなぁ? ふ〜ん 富良野かぁ……」
莉子
「花音さんも富良野の調香室は知ってますよね?」
花音
「うん。知ってる! ウチも私が小さな頃からラベンダー畑へ良く行ってたから。」
花音は もしかして?……… と考えていた。