どうすれば良いの?
莉子
「花音さん、どこへ行くんですか?」
花音
「うん。いつも服を買うお店のバーゲン!
良いのがあればいいんだけど……」
タクシーでお店まで来た花音と莉子。
へ? え! ブランドのお店に到着した……
お店に入るのに躊躇していると、店員さんが中からドアを開けてくれて
店員
「いらっしゃいませ。中山様」
花音
「ホラ、莉子ちゃん、入るよ〜」
莉子
「あの〜私には場違いなお店だから…」
海斗
「花音! 莉子ちゃん!どうしたの?」
花音
「海斗! お待たせ〜莉子ちゃん。
さあ、行くわよ!」
花音が莉子の手を引っ張り、店内へ入る。
海斗
「花音の欲しがってたのあったよ〜」
花音
「本当? ヤッタ!」
海斗
「もう、包んでもらってるよ。」
凌
「花音、莉子ちゃん。お久しぶり〜」
花音
「凌も海斗と一緒だったんだね。久しぶり〜」
莉子
「海斗さん、凌さん。こんにちは。」
凌
「莉子ちゃん、可愛い! 髪型似合ってる!」
海斗
「本当だ、ふわふわからキリッとしたけど、
でも莉子ちゃんはふわふわだな ハハハ。」
花音
「莉子ちゃんは、本当に可愛いからどんな髪型でも似合うけどね〜!ふふふ。」
海斗
「花音、あとは何か買うの?」
花音
「あとは、特に無いけど…あ!!
お父さんの誕生日プレゼント!!忘れてた〜 買って送らなきゃ!」
凌
「おじさんに似合いそうなのあったぞ!」
花音
「本当? じゃあ、海斗と凌に選んでもらおうかなぁ〜」
花音達の後から、莉子もついて行く。
凌が隣りに来て、一緒に歩く。
凌の一歩と、莉子の一歩は差があり莉子はちょこまか歩いていた。