どうすれば良いの?
4人は、凌の車で空港へ向かう。
車内で昨日買ったサンドイッチと缶コーヒーの朝食を食べる。
空港カウンターで手続きをしてそのまま搭乗待合室へ向かう。
あっという間に空の上だった。
莉子の座席は窓側で、ずぅーと窓から外を見ていた莉子。
隣の花音が
花音
「今日は晴れて良かったね!」
莉子
「ハイ! 久々の飛行機だし舞い上がってます。」
花音
「ふふふ。私は、少し寝るね!」
莉子は微笑みながら頷いた。
飛行機が少しずつ高度を下げている。
街並みがオモチャみたいに見える。
いよいよ着陸… 飛行機がドスンと滑走路に着陸した。
荷物がないので、スタスタとレンタカーの受付。
レンタカーに乗り込んでから凌さんが運転席で
凌
「みなさん、今日のスケジュールは、まず、小樽へ行き観光して、早めの昼飯は寿司な!
その後余市のウィスキー工場から
洞爺湖にするか札幌観光にするか迷ってるんだけどさ〜」
花音
「札幌はさ、いつでも観光できるから余市まで行くと遠回りにならない?
ここから洞爺湖に行って小樽でもいいかもよ」
海斗
「朝早いから、洞爺湖を先にしても小樽で昼飯食べれると思うな。」
凌
「じゃあ、洞爺湖に向かうな。ナビ入れる」
こんな感じで、行き当たりばったり的な日帰り旅行が始まった。