どうすれば良いの?

4人でケーキセットにし疲れを少し癒してから花音と海斗さんは下の店舗の方でお菓子を買っていた。

私も自分用にカゴに少し入れたら、凌さんに取り上げられてお会計をされた。


「オレもココの饅頭は大好きだから、自分の買うついで〜。 ハイ。
こっちは莉子ちゃんの」

莉子
「ありがとうございます。」ニコニコの莉子。

凌は、彼氏と別れて落ち込んでいた莉子が少しでも元気になって嬉しかった。


「莉子ちゃん、また北海道に遊びに来ような!
俺さ、富良野も詳しいからさ!」

莉子
「え! ラベンダー畑の?」


「うん。 もう2人共亡くなったけど、爺ちゃんと婆ちゃんが富良野だったからさ〜」

花音、海斗
「ゴメン! お待たせ〜!」


「欲しいの買えた?」

花音
「うん! ポイント貯まったからマグカップと交換したりで、時間かかってゴメンね〜」


「じゃあクラークさん見て…夕飯はどうする? 」

海斗
「あのさ、花音も莉子ちゃんも明日学校だしクラークさんの後は空港へ行って、
空港で食べてさ早い便に変更しないか?」

花音
「あ〜明日は、学校だよ〜莉子ちゃん〜……」

莉子
「学校… 明日もズル休みしたいけどなぁ〜」

花音も ウンウンと頷いている。



「そうしたいけど、花音と莉子ちゃんは明日から学校を 俺と海斗も明日からまた仕事頑張ろうぜ!」

オ〜! と私が腕を上に挙げた。

みんなでニコニコ笑い。
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