どうすれば良いの?
莉子
「もう。凌さんはからかって〜」


「莉子ちゃんが可愛いからさ!」

莉子
「ハイ、ハイ。」


「なぁ莉子ちゃん。真面目に、結婚を前提に俺と付き合ってよ。 な!」

莉子
「え? あの〜凌さんは、本気の本気で私と…
その… 夫婦になりたいんですか?」


「うん…。 初めて会った時から何でなのかわからないんだけどさ、
ずぅーと、頭と心は莉子ちゃんなんだよ〜
街で、家族連れを見かけると、俺も莉子ちゃんとああなりたいなぁとか、
勉強も努力して頑張る莉子ちゃんが好きなんだよ。」

莉子
「凌さん。私まだ学生だし、夏に彼と別れたばかりだから……
あの…その… 結婚を前提という事だし…」


「わかった。 莉子ちゃんは前向きに俺の事を考えてくれるんだね?」

莉子は頷いた。

凌は、莉子の頭を撫でて、


「ありがとう。よく考えてから返事聞かせて」

莉子はもう一度 頷いた。
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