どうすれば良いの？

お正月休みが終わり。

クラス全員が資格試験に向けてピリピリしてる。

莉子と花音も一緒に勉強してる。

過去問を何回も繰り返したりお互い問題を出しあったりしている。

明日は、いよいよ試験だ。

クラスのほとんど全員が受験する。

緊張してきた莉子。

花音からも、電話が来て受験会場まで一緒に行く事になった。

当日。朝玄関のクマの木彫りを見て気合いを入れた莉子。

花音と一緒に試験会場へ行き試験を受けた。

「ハイ！終了です！　答案を集めます。」

ハァ〜終わった〜。


帰りは、海斗さんが車で迎えに来ていた。

海斗
「お疲れ様〜！　どうだった？2人とも。」

花音
「海斗〜何とかやるだけやったよ。」

莉子
「ハァ〜。終わった〜。私も一応解答欄は全部埋めました。」


海斗
「本当に、お疲れ様！　さ！行こうか。」

花音
「凌は？」

海斗
「あぁ、何かさ事務所の社長と話しがあるみたいで、事務所へ出かけたよ。
だから、今日は俺たち3人でメシ行こう！」

と連れてこられたのは、イタリアンのお店。

個室でスパゲティセットを食べながら私と花音さんは試験の答え合わせをした。

2人共、合格ラインは超えていそうで安心する。

花音
「ほ〜。　コレで今日は安心して眠れるね！」

莉子
「うん！　ホッとしました」

海斗
「ハハハ。おめでとう。」

花音
「お正月札幌に帰らなかったから今週末は、試験の報告しに行こうかな」

海斗
「そうだな…」
食べ終えて、海斗さんに送ってもらった莉子。