どうすれば良いの？

土曜日の夜、凌さんからメールがきて花音さんのご両親も承諾されて、花音さんが卒業と同時くらいの結婚になると教えてくれた。

私も、嬉しいと思っていることを凌さんに返信した。

月曜日の学校で、幸せオーラが半端ない花音さんからお土産をいただき。

卒業と同時くらいに結婚式をすると報告された。

私は、重たい結婚雑誌をプレゼントした。

花音
「わぁ〜莉子ちゃん。ありがとう。参考にするね！」

2人でパラパラと見ただけでもウェディングドレスとか、式場とかキラキラ雑誌だった。　
そして、
花音さんが　パラパラっと探しながらページをめくっているので不思議に思っていたら…

花音
「あった！　莉子ちゃん。海斗と凌だよ」


莉子
「え？　」　よく見ると新郎さんのモデルをした海斗さんと凌さんだった！

莉子
「わぁ、本当だ！　ビックリ〜。ふふふ。
真剣な顔してますね〜。ふふふ。」

花音
「本当だね！　仕事は真面目にやってるね！」

莉子
「本当の式では、海斗さんはデレデレだと思いますよ〜！　ふふふ。」

花音さんは、微笑みながら雑誌の海斗さんを眺めていた。
その眼差しは優しかった。