どうすれば良いの?
2人でお互いにチェックしてからタクシーに乗り込む。
スーツケースと松葉杖はトランクに入れてもらいタクシーに乗ってから凌さんにメールした。
凌さんからも、楽しみに待ってる!
飛行機に乗る前にまたメールして!と返信が、きた。
花音さんも海斗さんは仕事中だけど、メールだけ送っていた。
松葉杖をついている私の荷物も一緒に花音さんが押してくれ、チェックインする。
ファーストクラスだったので、待合室も特別なところなので2人で恐る恐る入る。
莉子
「花音さんは、こういう待合室には慣れていると思ってました。」
花音
「莉子ちゃん、私は普通よ!普通。
初めてだわ〜しかも 国際線!
コーヒーや色んなのあるよ〜」
莉子が松葉杖なので、係員のお姉さんがアレやコレやとテーブルに持って来てくれた。
搭乗までまだ時間もあるしゆったりとお茶をし、セレブな気分の私たちだった。ふふふ。
搭乗が始まり、松葉杖の私には係員のお姉さんが着いてくれたので助かった。
飛行機の座席にビックリの私たち。
椅子? ベッド? 個室? エコノミーとはかなり違う座席に戸惑いながらも、CAさんに松葉杖を預けて椅子に腰掛けた。
花音さんの方を見ると、花音さんも戸惑いながらも嬉しそうだった。
お互いニコニコ。 写メもお互い撮ってるとCAさんが私たち2人を撮ってくれた。
そして出発時間になり、ゆっくりと飛行機が動き出して日本を飛び立った。
あ! セレブ気分でお茶してて、凌さんへのメール忘れてた!!
花音さんに言うと、大丈夫よ〜笑ってた。