どうすれば良いの?
そんな話しをしていたら海斗さんと花音さんがカトリーヌさんに案内されてテーブルへやって来た。

海斗、花音
「お待たせ〜!」

海斗
「今日のおすすめは何?」


「肉はワイン煮込み。 魚は白身魚のソテー」

花音
「私は、魚にしようかなぁ…」

莉子
「私は、お腹ぺこぺこなので、お肉にします。」


「俺も肉! 海斗は?」

海斗
「俺も肉!」

凌さんがカトリーヌさんに注文をする。
皆んなはワインだが、私はオレンジジュースにした。

花音
「莉子ちゃん、お薬持ってきた?」

莉子
「はい。バックに入れてあります。」

飲みものがきて、皆んなで久しぶりの再会に乾杯した。
見た目も綺麗で、美味しい前菜。

凌さんと海斗さんはボリュームたっぷりの量で私と花音さんはクスクス笑い、
お肉は口の中で溶けるくらい柔らかくて美味しかった。
私と花音さんは一口ずつ分けて両方の料理を食べたが、魚も美味しかった。

花音さんも肉料理が美味しいと言って海斗さんからも少しもらって食べていた。

食べながら私のギブスも月末には外れる話やこちらのファッションショーの話など、
あっという間にデザートになった。

デザートは私と花音さんだけだった。
海斗さんと凌さんには果物のイチゴだった。

花音
「あれ? 海斗達はイチゴ?」


「俺たちは、甘いものはあんまり…」

海斗
「俺と凌はさ、いつもデザートは果物にしてもらってるんだわ」


「莉子もイチゴ 一つ食べる?」

莉子
「うん!」 甘いイチゴを凌が莉子に食べさせてくれる。

花音さんは海斗さんの器から一つフォークでさして食べた。

花音、莉子
「美味しい〜」 ニコニコ。

食事も終わり、皆んなで席を立つドア付近でオーナーの岡田さんが

岡田良介
「池内君、入江君。 
今日は恋人との久しぶりの再会だったのかな?
はじめまして!可愛い彼女たち!
私は、この店のオーナーの岡田と申します。
今日の料理はいかがでしたか?」


莉子、花音
「「美味しかったです!」」

岡田良介
「ハハハ! 良かった〜。パリに滞在中にまたみなさんでいらしてくださいね。」


「ハハハ! 岡田さん、毎日ココで食べるつもりなので、ヨロシクお願いします!」

岡田良介
「それは、腕を奮わなきゃだな! ハハハ。
お待ちしてますね! 気をつけてな。」

みんな
「ご馳走さまでした!」
そうして私たちは、ル トレッフルを後にした。


***
岡田良介のレストラン ル トレッフルは、パリシリーズに沢山出てくるお店です。

作者より***
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