どうすれば良いの?
莉子もシャワーを浴びてから2人でカフェで朝食を食べに出掛けた。

莉子は美味しいクロワッサンに驚き、
凌はそんな莉子を微笑みながら見ていた。


「この後、俺は事務所へ行ってモニカの件を片付けてくるし、
莉子は海斗と花音で観光だけど、大丈夫か?」

莉子
「うん。楽しみなんだ〜」


「そうかぁ。 明日は俺も一緒だからな!
あさっては、別行動にしたんだわ。
あさってさ〜前に香水買った老夫婦と孫娘の香水店に行ってみない?
郊外だしさ、車で行こうと思うんだ。」

莉子
「うん! 行きたい! そこでアルバイトでもいいから来年の春から雇って欲しいけど…
フランス語が出来ないから無理かな」


「じゃあさ、お金は要らないからその店で勉強させてもらえないか聞いてみたら?」

莉子
「勉強? パリで語学学校に通いながらそこで勉強できたら最高だなぁ〜」


「莉子は卒業後にパリへ来ても良いと思う?」

莉子
「そりぁ、香水の事を本場で学べるなら…」


「もしかして、金の心配?」

莉子
「うん… 浪人もしたし、今もマンションの家賃とか…奨学金も借りてるけど親に負担かけてるから…」


「そうなのか… ま! あさってはさ、良いお店だからゆっくり見に行こう?」

莉子
「うん! そうだね!」

私たちは、海斗さんと花音さんとの待ち合わせ時間までゆっくりカフェで朝食を食べた。

凌さんのアパルトマンへ戻ったら、
海斗さんからの連絡が入りアパルトマンの下に来たようだ。
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