どうすれば良いの？

凌
「ゴメン。それはオレじゃあないな。
車に轢かれそうな女の子を助けたなら覚えてるはずだ。」

モニカ
「そう… 私も子供だったし、東洋人はみんな似てるもんね…
でも、リョウにそっくりなのよ！」

凌
「モニカ、ちょっと待って…」
凌は、どこかへ電話した。

凌
「あ！　兄貴？　今　電話しても大丈夫？
あのさ、突然だけど兄貴が中学生くらいの時に車に轢かれそうになった外人の女の子を助けた事ある？　　
は！　あんの？　マジかよ！　
親父の店の前！
本当か？　
その時助けてもらった女の子がさ、俺と間違えてるみたいで…
兄貴さ、今　恋人いる？　
あ、そうだったなぁ。
あぁ、顔合わせには行くって〜　
日程決まったら連絡ちょうだい。　
じゃあ。　ハイハイ。」　ピッ！