どうすれば良いの?

「モニカ。 君が探していたのは俺の兄貴だったみたいだ。
兄貴は君を助けた事を覚えてた。
兄貴は婚約者がいて、今年結婚するんだ…」

モニカ
「え! リョウのお兄さん! だからそっくりだったのね!
でも結婚するのかぁ〜………」


「モニカ、これでハッキリしたな!
もう、俺にはしつこくしないで欲しい。
俺にも結婚しようと思っている彼女がいる。
モニカにもモニカだけを愛してくれる男性が現れるだろうから、
それまで心を磨いて今よりもっと内面から輝くモデルになれよ。な?」

モニカ
「はい。今までゴメンなさい。
心を磨くにはどうすれば良いのかなぁ〜」

モニカマネージャー
「まず、美しい心はどんな心かたくさん本を読んで教養を身につけてみたら?」

モニカ
「本かぁ… ファッション雑誌ばかりだったな」


「じゃあ、モニカ仕事頑張ろうな!
社長、俺はもう帰っても良いですか?」

凌マネージャー
「イヤ凌、この後、ちょっと変更になった日があるからスケジュールの確認してもらえる?」


「はい。わかりました。」

社長
「じゃあ、この件は終了だな。」

社長、モニカ、モニカマネージャーは会議室から出て行った。

凌マネージャー
「凌…、モニカの事悪かったなぁ、
全然気が付かなくて… 本当にゴメン。」



「もう。大丈夫! モニカの勘違いだってわかって良かった…」

マネージャーは、細かい変更を凌に伝え、凌もスケジュールを確認し終了した。


「じゃあ、また月曜日!」

凌マネージャー
「ああ! 良い週末を! 彼女と楽しめよ〜」


「ありがとう! じゃあ」

凌は思ったより早く事務所を出た。

そして、ある場所へ向かった。
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