どうすれば良いの？

その頃、ベルサイユ宮殿では……

花音
「莉子ちゃん！見て！　ココがベルサイユ宮殿よ！　
わぁ〜キンキラキンだね〜」


莉子
「本当だ！　マリーアントワネットが住んでいたんですよね〜
本当にお城に住んでた王女さまだったんだ〜」


海斗
「花音も落ち着け！　莉子ちゃん、足は大丈夫？　痛くない？」

花音
「あ！　ゴメン！ゴメン！　へへへ。」

海斗
「莉子ちゃんに車椅子借りよ。」

花音
「そうだねー」

莉子
「はい。お願いします」

海斗が受付で車椅子を借りてくれてパンフレットを持って　いざ！宮殿内へ

日本のお城とは雲泥の差を感じながら、
こんな絢爛豪華なお城で優雅に暮らしていたのに最後は悲惨な運命だった
マリーアントワネット。

鏡の間での舞踏会… 窓からの見事な庭園…
ハァ〜
王女さまも大変そう…

ゆっくり3人で宮殿を見学し、
庭園も少し見てみる。外では写真も沢山撮り気がついたら、だいぶ時間が経っていた。

海斗
「花音、莉子ちゃん、そろそろ帰ろうかぁ〜
近くのカフェで休憩してからパリに戻ろう」

花音
「うん！　ノド渇いたね！」

莉子
「本当だ〜。結構時間が経ってる〜」

受付で車椅子を返し、駐車場の近くのカフェでお茶を飲む事にした。

海斗さんが凌さんに電話したら、モニカさんも納得して問題解決したと話しを聞いた。

海斗さんが大まかなル　トレッフル到着時間を凌さんに伝え、私たちはカフェで休憩してからパリへ向かった。