どうすれば良いの?
翌朝は朝一のマルセイユ行きの飛行機に乗るので凌は5時に莉子を起こす。

莉子
「う〜……ん。今何時?」


「5時」

莉子
「え! 凌さん! もう!」

バタバタと足にビニールを巻き、シャワーを浴びる莉子。

ぴょこんぴょこんと急いでいる莉子を横目に凌もシャワーを浴び、着替えて準備完了。

莉子は髪を乾かし終えて化粧中。
凌は化粧している莉子を後ろから抱きしめて


「莉子。おはよう。」

莉子
「おはよう凌さん。 急いで化粧するから待っててね!」


「うん。 海斗たちホテル出てこっちに向かってるって。」

莉子
「えー! 間に合う?」

急いで、化粧を終えた莉子。



「ああ、あと8分くらいかな?」


莉子
「じゃあ、もう下へ行こうか?」


「日帰りだし、何か忘れたら向こうで買えば良いからな。」

莉子
「うん。 そうだね。ありがとう。」

松葉杖を持ち、凌の車に乗り込むところへ海斗さんと花音さんが到着した。

海斗、花音
「おはよう!!」

凌、莉子
「おはよう! ございます。」

花音
「莉子ちゃん、今日も晴れてて良かったよね〜」

莉子
「はい! 楽しみです海斗さん!
ありがとうございます。」

海斗
「今日もみんなで楽しもうな!」


「じゃあ、乗って〜 出発するぞ!」
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