どうすれば良いの?
莉子は、モンマルトルの丘と聞いてある映画を思い出した…

莉子
「凌さん、小さな遊園地もある?」


「あったかなぁ…、ゴメン。よくわからないわ」

花音
「ガイドブックで見てみる?」

莉子
「前に映画で観たんだけど……
写真だけ撮りたいなぁと思って……」



「行ってみよう。芸術家がたくさんいるだろうし」

凌さんの車でモンマルトルへ向かう。
松葉杖の私に合わせて、ゆっくりと見て歩く。

たくさんの画家が、観光客の似顔絵を描いている
テルトル広場… カフェやレストランもある。

私たちは、カフェで休憩したりしながらいろんな所で写真を撮る。

サクレクール寺院の辺りでパリを見下ろし景色を眺めていた。

花音
「莉子ちゃん、疲れたでしょう?
少し腰掛けて休憩しようよ!」


「そうだな。景色をみながら休憩〜!」

莉子
「はい。座って休憩!パリが一望ですね!」

花音
「大倉山シャンツェでは札幌を一望し、
モンマルトルではパリを一望!最高だね。」


「でもさ〜、こういう風に大都会を見下ろすと
明日からまた頑張ろう!って思わない?」

莉子
「うん。思う。」

花音
「凌は、本当に昔っから 前向きだよね〜!」


「ハハハ! ネクラより良いだろ? ハハハ。」

しばらく休憩してから、映画に出てきた遊園地も写真に撮りまたゆっくりと車まで戻る事にした。

海斗さんからもメールが入り、
夕飯は またまた ル トレッフルになった。
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