どうすれば良いの?
カトリーヌさんが厨房の方へ行き、

凌さんが大きな花束を持ってこちらへ向かってきた。

莉子がビックリしていると莉子の席まで来たかと思ったら、床に片ひざをつき花束を私に渡す。


「加瀬 莉子さん! 心の底から愛してる!
もう少し先になるかもしれないけど、
オレの妻になって欲しい! 
オレと結婚して下さい!」  

パカッ!とケースを開け莉子に差し出した。

莉子
「凌さん……ハイ。
これからも宜しくお願いします…」

莉子はぽろぽろ 涙を流して頷いた。

凌はケースから婚約指輪を莉子に嵌め、莉子を抱えるように立たせて抱きしめた。

お店のお客様たちからは、拍手喝采!

オーナーもカトリーヌさんも微笑みながら拍手してくれている。
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