どうすれば良いの?
お料理が運ばれて来た。

みのりさんはお手伝いしたが、私は足の事もあり大人しく座っていた。

お料理は、お父さんの飾り巻き寿司、おいなりさん、お吸い物、だし巻き卵、茶碗蒸しに煮物。
お母さんが作った唐揚げとサラダ。

テーブルいっぱいにお料理が並んだ

みんなで乾杯し、お母さんに出産予定日を聞かれ 2/19だよ! と凌さんが答えた。


「エコー写真みる?可愛いんだよ〜」

大河
「お前、親バカになるタイプなんだなぁ〜」

圭子
「アラ〜、ウチのお父さんもそうじゃない。」

大河
「は? 親父? そう?」

圭子
「そうよ。大河の時も凌の時も、妊娠したのがわかった時なんか親戚中に電話するくらい喜んでたわよ! 
でも孫は、もっと可愛いっていうしみのりちゃんも莉子ちゃんもたくさん産んでね!
ふふふ。楽しみだわ〜 ベビー服も買わなきゃ!」

大河
「親父、本当かよ〜」


「そりゃあ、自分の子供だから嬉しいに決まってるだろ! 
嫌がる奴は一家の主人《あるじ》になる資格はない! わかったか!大河。凌。」

大河、凌
「は〜い! ハイ!」
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