どうすれば良いの?
みんなで大笑いし、お兄さんとみのりさんは帰って行った。

私と凌さん、お父さんとお母さんはリビングでお茶を飲む。

お父さんさんから
明日の加瀬家へお父さんとお母さんも一緒に行く事をウチの両親に直接電話したいと頼まれた。

〜…〜…
莉子
「もしもし。 お母さん? うん。そうだよ。
うん。 それで、明日なんだけど、
凌さんのご両親も一緒にそっちへ行く事になって…

凌さんのお父さんがウチのお父さんへお話があるの。 
お父さんに代わってもらえる?
あ、お父さん? うん。
今、凌さんのお父さんに代わるね。」



「もしもし。はじめまして、凌の父親の池内 勇と申します。
この度は、加瀬家へご挨拶を先にするのが筋なのに、申し訳ございません。

明日、突然で大変申し訳ございませんが、
私と家内も凌と莉子さんと一緒にご挨拶に伺いたいのですが、よろしいでしょうか?」


加瀬 信吾
「ハイ。大丈夫です。 
あの〜ウチの莉子は…
その〜、お父様は、莉子と凌くんとの結婚をお許しいただけたのでしょうか?」


「ハイ! 私も家内も賛成しております。
莉子さんはとても可愛らしいお嬢さんで、しっかりしていらしゃる。
明日、私どもも、
加瀬さんにお許しいただかなければならないので
私と家内も一緒に伺わせていただきますので、宜しくお願いします。はい。はい。
では、はい。失礼致します。

奥様にも宜しくお伝え下さい。はい。では」ピッ!


「ハァ〜。 凌! いいか!殴られても蹴られても、大事な娘さんをいただくお許しをもらうまで、順序が違う事を謝るんだぞ!」


「はい。」

圭子
「じゃあ、明日の飛行機は9:10だし早く寝ようか。 
凌と莉子ちゃんからお風呂入りないよ。
私とお父さんは、先に明日の準備するから…」


「うん。わかった。」

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