どうすれば良いの?
授業が終わり、花音さんと外へ出ると凌さんと海斗さんが待っていた。


「莉子! お疲れ様。」

海斗
「花音。迎えに来たよ。」

私と花音さんはニコニコしながら2人の近くに行く。

莉子
「皆さん、学校の先生が卒業まで学校に通っても良いって言ってもらえました!」


「本当! 良かった〜」

海斗
「良かったね!」

莉子
「ハイ。夏休み明けから授業も少ないし、出席日数がクリアできたら卒業させてもらえる事になりました。 へへへ。」


「お父さんとお母さんに連絡した?」

莉子
「うん。2人にメールしたよ。」


「じゃあ、次は事務所の社長と会って結婚指輪買いに行こうか。」

莉子
「うん!」

花音
「莉子ちゃん、結婚指輪買ったら今度見せてね!」

莉子
「はい。ふふふ。」


「じゃあ、約束の時間もあるし、俺らは行くわ」

海斗
「うん。気をつけてな。」

花音
「莉子ちゃん、また明日ね〜」

お互い手を振って別れた。
< 317 / 410 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop